Hira2’s.diary

そらはいつだって淡々としている――。

君と僕の公立入学式。-そしてお別れ-

2017/04/13 0:00

公立中学の入学式当日、容赦ない雨と風のなか、君の制服姿は玲瓏としていた。まさに、華に風だったね。

だのに、新入生の初々しい表情とは裏腹に、式自体は見るも無残だった。
在校三年生に向かってマイクで大声を張り上げる学級主任、新一年生の名前を間違えて読み上げる担任の先生、来賓のあいさつ中、ずっと雑談している父兄まで散見され、好事魔多しである。

私立中学のそれとは、もはや品の格差が桁違いで露呈されたようなものだ。
だから君は、これからしっかり勉強しないといけない。
人は、普段から頭を使っていないと、怖くなって無駄な言動が増える生き物なのだ。

PTA会長が祝辞の中で、「ダイヤモンドの原石」を引き合いに出し、いい話をしていた。
ダイヤモンドを研磨するのは、ダイヤモンドしかないと。
だから人を研磨するのも「人」という友情しかないという内容で締めくくった。

ただ、君に勘違いしてほしくないのは、その「人」とは、友だちや先輩、先生や親など周囲とのコミュニティを指すのではない。それらは単なる魔物だろう。
人を研磨するのは、祖先の叡智だけである。
つもりそれは本という魂だ。

祖先が残した「公律」の知恵をまず拝借させていただく。
その上で、自分なりの「私律」が自ずと生まれるようになるという意味だろう。
人類が積み上げてきた土台なしで、個性なんかあったものではないということだ。

今日からお互い、公律の学びに切磋琢磨、励もうではないか。
手に入れるのは、本物だけにしよう。

僕がそう言っているのだから、間違いない。
だって、本を読み漁りながらブログを綴っている毎日が、素敵な偶然の連続だったのだから。

 

P.S.
ある人のように、呼吸の如く文章を書けないことがもの凄く悔しい。
また書き連ねたくなる日まで、しばしのお別れです。

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