Hira2’s.diary

そらはいつだって淡々としている――。

齢(よわい)は弱い。

2017/03/02 0:00

日中は穏やかな陽が差して、温かくなった。
さて、ポカポカ頭を叩かれるような天気のいい日は、洗濯物をベランダに干したくもなろう。
しかし、もう少し見えにくい干し方があるのではないか。
街の景観も、所々こういった光景で、とたんに格が下がる。
それなら映画『ペット』に出てくるくらい、豪快に干してあったほうが痛快というものだ。

洋服や布団は、まだ許せる。
ブラジャーやパンツの肌着類は、どういった趣旨なのだろうか。
世の中の男性が全員、許してくれると思ったら大間違いだ。

もし、「どうして、通行人に見えるように干しているの?」と訊けば、大抵の女性たちは、「誰も、見ないって!」とか、「うわぁ、イヤラシイ!」と、きっとこう反論する。しかもどこか顔を赤らめているだろう。

一方、パンツや股引を平気で外に干す男性に、女性がどうしてかと聞けば、「天気がいいからだ。」とか、「おかしいか?」と、逆に尋ねてくるはずだ。
「見られる」ことは、百も承知なのだ。
だのに、前提を欠いて、理屈で反論してこないところが怪しい。
不可解ではないか。
もしかしたら、わざと干しているのかもしれない。
下着泥棒に遭うことで、自分の魅力に確かめているのではないかと、変に勘繰りたくなる。

家の表情は、玄関ではなく、ベランダに表れる。
女性は、顔のしわを無くそうと躍起になるが、隠さなくても手にしっかり表れているし、男性の視線が胸に向けられたときより、手に向けられたときのほうが、恥ずかしそうにサッと引っ込める。それは、年齢が最大の武器だと思っているからだろう。

でも人間の武器は、男女問わず、知性だ。
ベランダは、まさにその象徴といっていい。知性が、つまり美ではないか。

一度、周囲のモテる男女に、いつも洗濯物はどうしているか聞いてみるといい。
ほぼ、部屋干しと答えるだろう。
一日中ずっと、昼は除湿機、夜はハムスターが回っているはずだ。
諸星君でも、モロに外に干さないのだ。

以前、綺麗な女性から、洋服にタバスコをかけられたことがある。自分をピザと間違えたらしい。よく間違われるから気にすることはない。
ただ、家に帰って、手もみし、急きょベランダに干してみたが、こんな憐れな光景になるくらいなら、タバスコシャツで街を歩くほうがマシだと思ったくらいだ。

これだけの気概があってモテないなら、家に洗濯機と除湿機の両方ないことが原因だと思う。

 

P.S.
「アメリカ人並の給料を貰い、イギリス並の家に住み、中国人並のコックを雇い、日本人並の妻を持つこと。」

このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る

スポンサー広告

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

スポンサー広告