Hira2’s.diary

そらはいつだって淡々としている――。

七人の子鬼たち。

2017/02/28 0:00

土曜に、「今週」という言い方をすれば、去る一週間のことだ。
日曜に「今週」と言えば、来たる一週間を指す。
それは、始まりが日曜日だからだ。これに異論はなかろう。

となると、カレンダーも当然、日曜始まりだ。
あれは働く人に向けて、日曜を最初に記すことで、一週間をできるだけ短く見せようとした配慮でもある。
が、たまに月曜始まりを見かけたりする。街の床屋さんやディーラーさんは喜ぶかもしれないが汎用性があるとは言い難い。
贈答品で頂く手帳や卓上カレンダーがこのタイプだと、もう論外である。

左端を赤、黒を挟んで、右端が青。
カレンダーはこうでなくてはならない。
それは、まるで人間みたいじゃないか。

ある日、僕はこう言った。
「赤は、赤ちゃんだ。産声を上げ、顔を赤らめて泣く初々しさがあり、次第に貫禄ある顔つきになる。それは何色にも染まらない黒のようだ。最後は、付きあがってブルーになる。」
すると、こう反論される。
「でも、恥ずかしがり屋の大人だと、毎日が赤になりますよね。年中祝日ですか?」

またある日、僕はこう言った。
「赤は、テールランプだ。黒がどっしりとした車体であり、ブルーはヘッドライトだ。警察に止められて、整備不良で減点だ。泣く泣くゴールド免許をはく奪され、本当のブルーになれる。」
「でも、土曜が黒のカレンダーもあります。それだと、整備不良&無灯火ですか?暴走族並ですね。」

さらにある日、僕はこう言った。
「赤のレターパックプラスを使ったけど、ちょっと勿体無い感じがする。じゃあ次に、普通郵便を5回使ってみた。でも、無事に届いたか不安だ。そうなると青のレターパックライトが、一番お手頃だと気付く。」
「細かいですね~。それをいうなら、赤鬼と青鬼に挟まれ、仲良く歩く黒子たちと表現したほうが微笑ましいですけど。そういえば、道頓堀の赤鬼青鬼は、まだあるんですか?」

人に唯一、一貫性があるとしたら、
自分の都合のためなら、どんな仮説をもこじつけ、無数の脇道を作り上げてしまうことだろう。
たとえ常識や慣習など、人間の欲の前では無力なのだ。

最後に、こう言った。
「もう全部、黒でいい。ただ、日曜始まりだけは変えるな。何事も首尾一貫だろ。」
「わかりました。ではなぜ、このブログのカレンダーが月曜始まりなのか説明してください!」
「う、生まれつきだ。もうこうなったら、虹のカラフルで、金曜始まりにししてもいい!」

この世は異論だらけ、カレンダーも天邪鬼だ。
まぁ、そのほうが、生きる意欲が湧くというものだ。

 

P.S.
赤、青、黒の三色ボールペン、大事な書類に赤で書く。

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