Hira2’s.diary

そらはいつだって淡々としている――。

男女すべてがプリンセス。

2017/02/25 0:00

ある美容室の前を通ると、男性スタッフがこっちをジッと見ている。ちょっと危険を感じる。映画『リリーのすべて』のような世界は御免である。
それにしても、ほぼ女性客なのに、なぜ男性がいるのだ。それにきまってナヨナヨしているが、美容師界には、プロレスラーみたいな筋肉隆々の男性はいないのか。

張本勲氏がいたら、間違いなく「喝(かつ)!」と怒号を浴びせられるだろう。いつなんどきご本人が美容室でアフロパーマをかけるか分からないのだ。

スタッフは、どうやって担当を割り振っているのだろうか。男性客には男性スタッフがつくとか、それとも、男性志向の男性客向けなのだろうか。
女性客には、当然に女性が担当したほうが、世の旦那さまも、安心して奥さまの美容室帰りを待つことができるというものだ。

そういえば、子どもの頃の床屋は、恰幅のいいおばちゃんがいつも担当だった。出っ張ったお腹がいつも肘に当たって、まだ携帯電話もバイブ機能もなかった時代なのに、グルグル振動が鳴り響いていたものだ。自分が食べられるのではないか心配になったが、肝心の亭主は、おじさん客を相手にしていた。
商売は、ここが難しい。

男性保育士が女児のおむつを替えていいのかと是非が問われた記事があったけど、喫茶店でも、男性スタッフが男性客に運んだらイラっとされるし、女性客だって、カッコいい男性以外に運ばれたくなかろう。
女性同士だと、映画『キャロル』のような華々しい世界があるけど、男性のサービス業はなかなか難しいものだ。

そんなこと考えながら歩いていると、近所の美人ママを目撃した。
一人、旅行代理店の前でパンフレットをまじまじ見ている。
クルーズ船の旅うんちゃらと書かれているようだ。夫婦で行くのだろうか。
嫌、よく考えたら、豪華客船の乗客9割は、単身の女性と聞いたことがある。老夫婦など仲睦まじいカップルが乗っているのではない。結局、相手探しが目的なのだ。
なんなら、さっきのリリーを紹介してあげようかとも思った。

異性や、ビジネスパートナーで、相手にいくら合理的なことを追い求めても、大抵、答えは出てこないものだ。仮に見つかったとしても、短命だろう。
原因は簡単だ。他のパートナーに代われば自分はもっと輝けると、人はいつまでも思い続ける生き物だからだ。

企業でも、部下が使えなければ、好きな部下だけを育てようという風潮だ。
しかしそんな上司は、すぐに禿げるだろう。

まるで毛がない部分にだけ、必死で育毛剤を振りかけているようだ。
志向は、髪の毛と同じだろう。全体的かつ自然体に伸びるものだから。

 

P.S.
男性のほうが、毛根は浅いくせに、嫉妬深い。
だからこそ、それに向いた仕事がある。

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