Hira2’s.diary

そらはいつだって淡々としている――。

ハイ億のオーラ。

2017/02/22 0:00

イオンのラウンジを初めて利用してみた。
新聞、雑誌、ドリンクサービスや試食のお菓子まで付いてくる。

優雅な空間を売りにしているはずが、はじめマックの店内かと思うくらいに騒がしい。収納に困った太い足を組んで、会話ダダ漏れで話す女性たちでいっぱいだ。

あと、壁に貼った注意書きが多い。
「ドリンクは、一人一杯まででお願いします」、「一回30分以内でお願いします」、「お菓子は一組一皿までです」、「お静かにお話ください」、「走らないでください」、「寝ないでください」、「念仏を唱えないでください」。
もしかしたら、優位性を誇示しているのは、提供者側だったのかもしれない。
どこか、罠にまんまとハマった感がして、どうも落ち着かなくなった。

 

落ち着かない場所は他にもある。
マイレージ高得点、アメックスゴールド以上の人に向けた空港のラウンジもそうだし、昔のシティバンク銀行は、1千万円以上の預金者は、待合室が別だった。500億持っていようが、同じVIPルームなのだ。しかも、みんな足を組んでいる。「あっ、あの人、相当お金持ちかもしれない」とお互いをけん制し合うような眼差しだが、みなギリギリしか持たないミーハーだろう。

ガソリンスタンドでも、ハイオク満タンを告げると、サイドミラーに「ハイオク給油中」の襷を掛けられる。車にマラソンをさせる気だろうか。
恥ずかしいし、それよりも、「水分補給中」とか、「まずい、もう一杯!」のほうがウケがいいし、もっと恥ずかしいだろう。
このままサービスが肥大化して、飲食店でも、「松坂牛注文中」札をテーブルに置かれる事態を懸念してしまう。

さて、大丸や三越など、高価な紳士服売り場の女性は、お客さまにいろいろと話しかけてくるものだ。
この前も、試着したパンツがパツンパツンで、「スパイダーマンみたいだから、ワンサイズ上げてください。」と頼んだら、「それがいいんですよ!映画よく観られるんですか?」と話しが膨らんでいく。しまいには、どこに住んでいるのか、家族構成から、血液型まで、ベラベラと語るに落ちてしまった。

女性は、乗せるのが上手いものだ。
でも、そうやって自分にとっていい服を選んでくれている。

それ着て、颯爽と街を歩く姿がかっこいいとよく言われる。店員から。
まるで、木村拓哉がスパイダーマンになったみたいだ。
大勢の目を引く本当の理由は、女性店員の想いが服に込もっているからだ。
想いは放つのだ。落ち着くとは、そういうことだと思う。

 

P.S.
ハイカラよりも、「ハイ!それ!」。
店員のおすすめには即答で。

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