Hira2’s.diary

そらはいつだって淡々としている――。

痛チョコ。

2017/02/17 0:00

やっとバレンタインの時期が過ぎてくれた。
あんなくだらない儀式は、早々に廃止してほしいくらいだ。
一気に100個は食べられないし、捨てるに捨てられない。

自分は食べ物を大事にするのだ。
昔、友だちといるときは、ビックリマンのお菓子を捨て、シールだけ集めるふりして、また、ゴミ箱に戻って、友だちのぶんのお菓子も拾っていたくらいだ。

それだけ気苦労が伴うことを、世の女性はぜひとも知ってほしい。
2月14日は、クラスの男子が、どこかソワソワしていただろう。
「どうか、その日は日曜日でありますように。」と祈る生徒もいる。自分のことではない。

卒業式に、男子の第二ボタンをもらう儀式もそうだった。
学ランのボタン全部をもぎ取られた者もいたが、反対に、さすがに一個くらいは取らないと恥ずかしいから、そっとポケットに忍ばせる涙ぐましい努力をする者もいる。自分のことではない。

野球でも、先攻と後攻があるように、公平の観点から、隔年でホワイトデーを先に持ってきてはどうか。女子にも学ランを着せたいくらいである。

 

しかし、最近はどうも様子が違う。
マンションの集合ポストの前で、二人の小6くらいの女の子が「入らーん!」と嘆いていた。
バレンタインチョコが、郵便受けに入らないらしい。半ば強引に入れようとしている。
そんな小さい隙間なら、Rummyラムレーズン入りチョコがせいぜいだろ。

諦めたのか二人はボソボソ話し合い、エントランスのインタホーンを押す。
「はーい。」女の子の声だ。「あ~、チョコ、ポストに入れとく~。」
「え?さっき諦めたよね。」と、思わず目をやった。
もう一人の女子が、「私がやる。」と言って、バキバキクシャックシャッと音を立て、投函したのだ。そんな雑なチョコを見たことがなかった。
女子同士で交換し合う友チョコが主流らしいが、回覧板チョコなら貰わないほうがいい。

そういえば、最近の男子も、男同士で交換日記をするそうじゃないか。
しまいには、着ている服まで交換するかもしれない。

慣例にのって交換を続けると、いつかは面倒になる。
それは別にいい。ただ、嫌なことを嫌々やるのが一番みっともないことだけは確かだ。
それが自分への義理というものだろう。

義理人情に厚い人は尊敬されるという。残念ながら、自分のことではない。
公平の観点から、隔世に期待したいと思う。

 

P.S.
愛情は、一粒のチョコと直筆のお手紙。

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