Hira2’s.diary

そらはいつだって淡々としている――。

カフェ・俺。

2017/01/29 0:00

チェーン喫茶で、夕方にアサイーを飲んでいた。
そこで、店内にいた一人のおばちゃんが、「この珈琲苦い。ミルク入れて」と、店員に告げている。

店員が、コーヒーフレッシュを入れようとすると、「違う。違う。あれ、あれ。」なんて、機械のほうを指差す。機械で抽出するホットミルクを入れて、というのだ。

それだと、カフェオレだ。
ラーメン屋の替玉で、「スープも足して」と言っているようなものである。
どうするのか眺めていたら、店員同士「え?」と顔を見合わせて、ためらいながらも渋々足していた。

一度口につけたカップを、機械に置いている。
オードリーヘップバーンならいいけど、おばちゃんだと息を吹きかけただけでも嫌だ。
店員が若い女の子たちで揃っていたから、母の年齢を超えたような人からのお達しで、従わざるを得ないところがあったのだろう。

 

タクシーに乗るときなんかは、運転手さんに、
「業務で気苦労はありますか」みたいな趣旨の話をふる。
すると概して、年配のお客さま、特に60超えほど威張り散らしてくるから嫌だ、という話が返ってくる。
道で挙手する人がそれと分かったら素通りする、という運転手さんもいた。若い人のほうが、お行儀がいい、と。

意外である。
紳士淑女のイメージとは程遠いではないか。

寂しい、構ってほしい、なのにうまく嚙み合ないという場面は多々あると思う。
だったらそんなお客さまに、苦笑いなんかしてないで、ムスッと無視しておけばいい。

嫌なものは嫌、ダメなものはダメということを毅然とした言動で伝えることだと思う。
時には、逆にしかりつけてもいい。
いたわる気持ちが根底にあれば、相手にも伝わるだろう。

冒頭のおばちゃんも、要望が叶ったものの、どこか物足りなかったかもしれない。
もう少し気迫を出しなさいという、ある意味で若者へ向けた老婆心である。

 

P.S.
『羅生門』の老婆のくだりが、記憶から離れない。

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