Hira2’s.diary

そらはいつだって淡々としている――。

「おしる子」ちゃんとの巡り会い。

2017/01/15 0:00

この季節、自販機を見るたび、「おしるこ」の有無が気になる。
毎年、どこに出現するかは大体把握していて、慣れない土地に行くと必ず確認している。

『コーヒーが冷めないうちに』なんて本があるけど、
おしるこは、熱いのはもちろん、本当は冷たいほうが美味しい。

横にいる「コーンスープ」君とは大違いで、年中売ってほしいくらいだ。
だからって、隣人を見下しているわけではない。

普段、お店に出てくる彼は、音も立てずスプーンで上品に食べる必要がある。
でも缶だったら、思う存分ジュルジュルいわせていい。
口許まで届かなかった最後の粒は、シュコッーと吸って完食する。
なんなら、お尻を叩いてもいいのだ。

あのサイズも適当だ。
500mlのビックおしるこがあったら、気味が悪い。
でも彼がそのサイズだったら、近所のおばちゃんが喜んで買いに来るかもしれない。

 

みたいなことを考えながら、公園でおしるこを飲んでいたら、
どこかの飼い犬二匹が、こっちを向いて必死に吠えている。

きっと、おしるこが欲しかったのだろう。
知らない人を見て吠えるのは立派だが、まぁあんな犬でも、家では序列を守って、新入社員のような敬虔さをもっている。

猫は、どこか毛嫌いされている感はあるが、
でも、いつも高い位置に登り、人の視界に入らないよう気を配っている。

 

適材適所という言葉があるように、
人もそれぞれ、良いところ悪いところあって、
居場所やタイミングは、かなり大きなウエイトを占めるのだろう。

というか人は、そばにいる他人を尊敬できないみたいだ。
関係も冷却と循環が必要で、さっさと距離を置いてみる。

粒が沈まないうちに。

 

P.S.
缶は、回しながら飲む。

このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る

スポンサー広告

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

スポンサー広告