Hira2’s.diary

そらはいつだって淡々としている――。

沈黙は、「菌」。

2017/01/06 0:00

洋画での逮捕劇では、きまって警察が黙秘権を告知する。
弁護士はもれなく付いてくるから省略してもよさそうだが、確かに黙秘権を知らない人は知らないわけで、有難いのかどうかはさて置き、犯人は手を後ろに回されている状態である。

中学の社会の授業で、「黙秘権」のことだけは、なぜか鮮明に覚えている。
「へぇ~、日本って優しいんだなぁ」なんて呑気に思っていたものだ。

しかし、後ろめたいことがなければ、ずっと黙っていられるものだ。
でも、今は刑事のほうがもっと優しかったりして、
ゆる~い口調で、世間話から入ってこようものなら、黙っているほうが難しいだろう。

 

仕事なんかでも、黙秘したいケースは少なくない。
同僚同士、本題に入る前に「昨夜、どこどこで~」とか、情事の話だ。

お客さまとのコミュニケーションが大事なんて言うから、天気の話から入ると、勢いが付いて本題さえ無いときもある。

飲食店では、次第に常連になってくると「よろしくお願いします!」なんて名刺を差し出す店長がいる。
もうその店には行かない。次行けば、だいたいの情景が目に浮かぶから。

 

別にその人たちが悪いというわけではないけど、
どうもこういった内外のやり取りが、胡散臭く感じるのである。

どうしたって目的は、自己の利益を得るためだ。
そして、相手に逃げ場がないと分かったときに話しかけてくる。

もし冒頭で、「あなたには黙秘権があります」なってウィットが利いてたら、その人のことが大好きになったかもしれない。

そういえば、
最近は、牛乳配達をあまり見なくなった。
早朝にそっと来て、瓶の音も立てずに、そっと去っているから感心していたものだ。

でもそれが仕事の神髄でしょ、ってことが言いたかった。
これを黙ってなんかいられない。

 

P.S.
マスクをしている人ほど、よくしゃべる。

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