Hira2’s.diary

そらはいつだって淡々としている――。

二本足で歩く、ふてぶてしい動物。

2017/01/03 0:00

反省している猿を用いて、胃腸の効用を讃えるCMが昔あった。

飲み過ぎ食べ過ぎには気を付けましょう、といった内容で、
薬を飲むくらいなら、暴飲暴食を控えればいいだろう、なんて思っていたものだ。

「反省は猿でもできる、ちゃんと行動で示してね」みたいな周囲の声があって、
本人もそれに一応は便乗して、一種のひたむきさを捏造する。

映画でも、家族や友人が去っていき、自分一人取り残されると、
きまって主人公は、「このままではいけない」といって、挽回する脚色ストーリーなのである。

 

で、反省について、よく「後ろ向きか、前向きか」で議論されることが多々あるが、それだけ議論の余地がある、実は漠然とした言葉なのだろう。

それはきっと、真偽が判別つかないからだと思う。
「本物」への期待が大き過ぎるのに対比して、ほぼ「偽物」だからだ。

「人は反省しない」生き物であり、
必ず、反撃の時を窺っているということだ。

まさに、猿と同じである。
自尊心を傷つけられた相手のことは、一生忘れることはない。

それは、「横向き」になって柱に隠れている状態と言える。
撃ち合いで、流れ弾に当たらないよう、壁にへばりついているイメージだ。

 

清原和博氏が現役時代、「球場に行くのが怖い」と表現した。
結果が出ないことよりも、
スタメンでなく代打出場とか、隠し球をしてくる輩が怖いのである。

それだけ人は、じぶんがした結果云々よりも、「扱い」にうるさい。
自尊心に効く薬は、今のところ存在しない。

 

P.S.
反省は嫌いだけど、後悔は大好き。

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