Hira2’s.diary

そらはいつだって淡々としている――。

撤退の男達。

2016/12/30 0:00

受験生にとってみれば、
この冬休みをいかに過ごすかにかかっているみたいなことを言う。

夏休みにもそんなことを聞いたけど、
祈願や親族付合いと結構忙しく、食の誘惑と重なって、今の学生たちは一日中TVを観て、だらけているものだ。
まぁ、ある程度は志望校の的が絞れているからだろう。

絶対に高校・大学に受かりたいというよりは、
同級生に取り残されなければそれでいい、みたいな感じだろう。

 

受験といえば、
プロ野球を戦力外通告された者のトライアウト受験なんかもそうである。

球団から「オマエの価値は0円」とはっきり突き付けられて、
いくら他球団に拾ってもらったところで、今後の扱いはもう目に見えている。
「それでも野球がしたいんです」なんて必死に練習する姿が、もう学生の受験生レベルなのだ。

で、これを観たお茶の間が、「感動する!」なんて涙をこぼすのである。

 

本人も、もっと野球がしたいというよりは、正確には「もっと輝いていたい」だ。
だったら別で輝けばいい、なんて陳腐なことも言えない。

もう諦めることだ。
今後も、輝くなんて諦めたほうがいい。チヤホヤからの脱却である。
気持ちの整理に、4、5年はかかると思うけど。

諦めることは、けしてうしろ向きではない。
戦略の最高峰は、撤退である。

潔く撤退したからこそ、心の中でいつも燻(くすぶ)っている。
いつでも燃え上がることができる、そんな志が丁度いいのだと思う。

 

P.S.
文武両道とは、撤退できた者だけに与えられる勲章。

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