Hira2’s.diary

そらはいつだって淡々としている――。

年貢の納め時。

2016/12/15 0:00

本や雑誌などで、著名人の年収を呈示している記事がある。
それが10億円、20億円、本人が公表しているものまで。

テレビでも、スポーツ選手が契約金60億円なんて、
突拍子もない金額が飛び交っているのを見て、「わぁー凄い。これだ!」なんて子どもは、単純にその道に憧れることになる。

 

しかし毎回、それ収入でしょ?と思うのである。
手取りではない。

10億稼いだ、と豪語している人でも、銀行口座に1億残っていれば御の字である。
いや、もっと少ないかもしれない。

まるで、国語の授業で「俺、10回発表したもんねー」と豪語する児童である。
まぁ、その程度であると受け止めている。

ただ最近、豊かになってきたからか、やけに公表する人が増えてきた。

 

さて、ここで税金が全くない世界を思い浮かべてみる。
すべてが丸々手取りだ。

すると、もう収入を自慢する人なんかいなくなるだろう。
完全にタブー視され、目障りな破格金額も、おいそれとは発表できなくなる。

発表しようものなら、「寄附しなさいよ!」と批判されるだろう。

税金だけ納めていれば、のほほんと暮らせる体制だから、
年収0円の人も、のほほんと暮らすのだ。

その歪が、自慢志向だ。
これが寄附だったら、「あの人に恩返しなくては!」なんて動くかもしれない。

恩のせどりが始まるのである。

そうすると、じぶんにとって何が面白いことなのかも見えてくる。
自発的な感動の術こそが、心のタックスヘイブンである。

 

P.S.
消費税一本に絞れば、見栄や甘え抜きの年貢時代の再到来。

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