Hira2’s.diary

そらはいつだって淡々としている――。

enjoy every moment.(全ての瞬間を楽しむ)

2016/11/27 0:00

小学生くらいの時期、歯が生え変わる。
歯がグラグラしだして、じぶんで抜く瞬間が楽しかった。

なので今は、
とうもろこしを歯に見立てて、一粒一粒、丁寧に取りながら食べている。

豪快にかぶりつく人からすると、
ちびちび時間だけかかって大そうに感じるけど、最初に縦二列だけ取ったら、
あとは、親指の腹でボロボロまとめて取れていくから、これがまたいい感じである。

よくBBQで出てくる輪切りのものや、
始めから粒になった缶詰なんかは、もうつまらないのである。

 

抜けた子どもの歯は、ティアラのような形で、
こんなものがよく、くっついていたなぁと思うのだが、
元々、歯茎に埋まっている神経の二本部分は、発光ダイオードのように長い。

それを次にスタンバっている大人の歯が、少しずつ溶かしているというのだ。
歯医者さんで抜いてもらったら、大人の二倍あるからびっくりである。

 

歯も芸術だ。

出来上がったものだけを見るより、
過程を知るほうが面白いときがある。

皮切りとか切り口なんて言い方をするが、
元々、見えている具体的な形を言葉という鋭い包丁で、
かっこよく表現したものもある。

それを感動だと。

 

でも、そういうものではなくて、
むしろ分かり易い物を一つ一つ取っ払っていき、
漠然とした自然形のほうが感慨深い。

とうもろこしが差し歯になれば面白いなぁ、なんて想像しながら。

なにせ芸術は、爆発(ポップコーン)だから。

 

P.S.
「親知らず」より、「子知らず」のほうが正しい気がする。

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