Hira2’s.diary

そらはいつだって淡々としている――。

おつりの出ない金券みたいな人。

2016/11/26 0:00

自販機や、割と小さい商店のレジなんかは、
「只今、お釣りが不足しております。」の表示がある。

「1万円札、5千円札お断り」みたいに、
もっと、きっぱりした言い方もあるが、
これも、本音の一歩手前だろう。

要するに、「ちょっきり出せ」である。

 

たとえば、タクシーの会計で、
1万円札を出した女性のお客に、近くのお店まで両替に走らせた珍事を聞いたら、
たぶん、ドライバーに目くじらを立てると思う。

しかし、祭りの的屋で恐そうなおいちゃんには、きっと1万円は出さない。
みんな場面を読んでいないようで、しっかり読んでいて、
お金に関してだけ、消費者はじぶんの都合なのだ。

ふだんから、3千円を超える会計に万札を出す癖があれば、
不足の憂き目に遭うことはなくなる。

 

「この会話は、サービス向上のため、録音させていただきます」の
自動音声だって、わざわざ録音していることを知らせているのだから、
本音では、「いろいろ言うな」である。

でも、この音声を聞いた人は、
きっと、じぶんの話をまとめてから話そうと思うはずだ。

 

要点の分からない話は、
お釣りさえ返せないのである。

 

284円の買い物で1万円は、計算するだけもややこしい。

確かに、時間はマネーだ。
一見、高そうに見えるせっかちな会話もあれば、
相手の体調を気遣う、両替のような、たわいない会話も存在するのである。

 

P.S.
お釣りとは、「釣り合い」のこと。

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