Hira2’s.diary

そらはいつだって淡々としている――。

勿体ない産声たち。

2016/11/23 0:00

小中学生の学習発表会なんか、
体育館でやるから、うしろの保護者に聞こえるよう生徒は大きな声を出す。

ただ、何と言っているかよく分からなくて、
本人たちも、先生にそう張り上げるよう教わっているようだ。

 

背中を思いっきりのけ反らせ、最初と語尾だけ強く伸ばして、
大きな声のつもりになっているだけなのだ。

「ぼくたちは」のところが、「ぼー!、んはー!」。

号令じゃあるいまいし、細かく伝えることが目的なので、
せっかくの場面なのに、勿体ない。

 

青空の下、
広いフィールドで球技をやっていた先生なら分かると思うのだが、
離れた仲間に伝達できて、敵チームに聞こえないような声は、
大きさよりも、高さが重要になる。

女性の声質に近い選手が指示を出して、
しかも、優しくしゃべってもらうだけでいい。

 

背中を猫のように丸めて。

 

それでお腹から声を出すと、仲間に届いた後は自然と失速する。
のけ反っては、そんな芸当はできないのだ。

高校時代、容姿も声質も歌手GAOと瓜二つの先輩がいたが、
あまりにもよく聞こえすぎて、ため息まで色っぽく伝わった。

「ウフ~ン。」

引退するとき、ぜひ「サヨナラ」を歌ってほしかったくらいだった。

これだと、
体育館やコンサート会場でも、変に反響せず、
観客にも優しいと思うのだ。

いかがでしょうか。先生。

 

P.S.
発声練習は、まずラララから。

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