Hira2’s.diary

そらはいつだって淡々としている――。

「立ち読み禁止」から「平積み禁止」。

2016/10/08 0:00

今の書店は、併設のカフェで、
いくらでもタダで読める。

著書の血本なのに、
珈琲を愉しみながら、どこか申し訳ない気もするが、
それだけ競争が激しくなった流れだろう。

 

さて、鯉は卵を一度に350万個産む。
それだけ、子孫繁栄もたいへんだ。

執筆家も生き残るには、
世に大量の作品を出したほうがいいのだろうか。

 

こうした議論では、
すぐ「質と量」が引き合いにだされる。

しかし、心にバシン!とくる本は、
店内の目立たない、棚差しに埋もれていることが多い。

聞いたこともない著者から、
打ちひしがれることのほうが多いのだ。

 

本物の生き残り本は、
買われたくなさそうに、ひっそりしている。

 

誰が著者とか、売れ行きとか、そもそも基準にならない。

ある人には、超くだらなくても、
ある人には、救世主となるのが本だ。

雑踏に紛れ、運命の人をずうっと待ち続けている。

 

P.S.
もし出版社を立ち上げるなら、社名は「ノーマーク」。

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